「来年度から保育園に上がれない」というとんでもない事実が判明した先週は、その対応に追われていました。
連絡を受けた時には全身の血の気が引きました。私はすぐに電話をかけ、担当者に事情説明しました。
その時の私は怒りと怯えから興奮していました。
今日のブログは、人生で時々起こる<ありえない理不尽>には多次元的にどのような意味があるのかについて書きたいと思います。
この事実を知らされた時、私の脳内では大昔に猛獣に襲われて死に直面した時と同じホルモンが分泌していたでしょう。怒りと恐れから震えていました。
身体の悪い夫と幼児を抱え、私の稼ぎだけで生活を成り立たせているので、子供を預けられないという思わぬ妨害について、私の脳内では→無収入→つまりは死を瞬間的に認識したのです。これは思考ではなく生存本能による反射的な現象といえます。
多くの人は何かしらの悩みを持ち、それが漠然としたものであったり、増幅されたりして根深い困りごとなのですが、実はその困りごとは外側から来るのではなく、自分の内側の問題であることがほとんどです。
悩みが起こるという現象を科学的に説明すると、脳内から発せられるノルアドレナリンというホルモンによるもので、飢えの恐怖を感じて反応している状態ということのようです。
自分の内側にフォーカスされている状態にあることで起こる事だと知れば、解決策は、心をもっと外側に向けるということに自ずとなるでしょう。
多次元的な捉え方でこれが起こっている意味を説明してみましょう。私は日々多くの人から悩みのご相談を受けている立場ですので、このように人生で時に起こる不幸について沢山の事例を見てきました。
人生においてどのようなことが起こっているのでしょうか。
人生にはたくさんのタイムラインがあるということをこのブログで何度もお話してきましたが、現在の自分と平行して活躍をしていたり、安泰に過ごしているご自身が実は存在しています。
現在のタイムラインから他のタイムラインに移行するということが人生では誰でも気が付かぬうちにちょこちょこと起こっているのですが、それを大きく変えなければならないポイントもあります。
そんな時、何が起こるのかと言うと自分から変化させるのに必要なだけのショッキングな出来事となって目の前に現れます。それは人によっては突然のリストラであったり、交通事故であったり、入院であったり…
今までの生活パターンや思考パターンを強制的に変えざるを得ないようなことが起こるのです。
起こる一見悪い事というのは、ガイドメッセージである場合が多いのです。
保育園の席がないということはすでに決定事項で、それが覆ることはありません。たとえ係員から明らかに間違えた説明を受けていたとはいえ、ルールに則って決まった事です。
ここで、自分の権利を主張して抗うよりも、気持ちを切り替えて在籍をだれかに譲ることをすんなり承諾することの方が得策と言えます。
「諦めれば、受け取ることができる」というのは信じがたいかもしれませんね。
このことから、私に関して何が起こっていたのかここ数か月を振り返ってみました。
私自身が未来にモヤモヤしたものを感じていたのは確かでした。
このままではいけない「何か」に気が付いていながらも、変化させるのは面倒だという思いが先に立ち子供の保育園の対応を、ついて見て見ぬふりをしていたのです。
そのままでも学年が変われば状況は良くなるだろうと踏んで私は動かないでいたのです。
そんなタイミングでしたので、「これはもしかしたら、このままじゃ駄目だから何かしら対策を講じなさい」という天からのメッセージかもしれない!と頭の中で繋がったのです。
ここまで血の気の引くようなショックがないと、私は気付いて動くことがなかったということなのでしょう。
気持ちを切り替えた私にはもう恐怖も怒りもありませんでした。
きっと、子供が本来あるべき姿に導かれているのだと理解した私はその日から数日かけて通える範囲の保育園や託児所に電話して空き状況を確認しました。
驚くべきは、今までの自分なら最初から「ここは止めておこう」と連絡しないような施設にも希望を託してあたって回っていたということです。(思考と行動が変わりました!)
普段なら気にも留めない保育園にも目を向けて下調べして見学した結果、私が思っていた以上に園によって受けられるサービスが違うことがわかってきました。
今までは安全に預けられればそれでいいと満足していたのが、年齢が上がり、安全だけでは足りなくなってきていたという事です。
実際に最近の息子は「保育園に行きたくない」と毎朝泣いて、説得して連れていくのに苦労していたのです。
「保育園はどこでも一緒」と思っていたのですが、教育方針は千差万別で、いくらでも選択肢が用意されていたことにやっと気が付けたのです。
「息子に合った保育園に移りなさい。今までの保育園を出なさい」という合図であったことがよりはっきりしました。
自転車で近所をぐるぐると回っていましたら、区の発行する資料には載っていない保育施設を見つけたのです。探し当てた時には「未来に通うのはここなのかも!」と思い、その場でネット検索して電話番号を調べました。すると少し変わった理念が書かれていました。
電話でその園に事情を話したところ、良ければ今から見学に来ませんか?とものの数分後には奇跡的に席が出そうな回答が得られたのでした。
一見不幸に見える事象は、最終的には最良の結果に繋がっていることもあるのです。
どうなるかはまだ分かりませんが、私と息子の非物質ガイドが動きまわってくれていて、最良の結果に導いてくれているのを感じています。
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